ファイルリスト画面でファイルを開くと、再生画面に切り替わります。 この章では、再生画面の見方と操作を説明します。
再生画面のつくり
再生画面は、映像と、その下の「操作バー」でできています。
- ウィンドウ表示のときは、操作バーは映像の下にいつも表示されます。
- 全画面のときは、操作バーは映像に重ねて表示され、使わないときは隠れます(「操作バーの表示と非表示」)。
操作バー
操作バーは 3 段に分かれています。
| 段 | 中身 |
|---|---|
| いちばん上 | シークバー(再生位置を表す細い線) |
| 中段 | 番組名・ファイル名、再生の操作ボタン、DVD のメニューのボタン |
| 下段 | 停止、再生位置、映像の情報、速度・タイトル・チャプター・字幕・音声などのボタン |
ボタンにマウスを重ねると、ボタンの名前が表示されます。
中段:再生の操作ボタン
左から次の順に並んでいます。
| ボタン | はたらき |
|---|---|
| 前のチャプター | 前のチャプターへ移ります。 |
| 1分戻る | 1 分前へ戻ります。 |
| 10秒戻る | 10 秒前へ戻ります。 |
| コマ戻し | 一時停止中に 1 コマ戻します(「コマ送り・コマ戻し」)。(フルの機能) |
| 再生/一時停止 | 再生と一時停止を切り替えます。 |
| コマ送り | 一時停止中に 1 コマ進めます(「コマ送り・コマ戻し」)。(フルの機能) |
| 10秒進む | 10 秒先へ進みます。 |
| 1分進む | 1 分先へ進みます。 |
| 次のチャプター | 次のチャプターへ移ります。 |
| DVDタイトルメニュー | DVD のタイトルメニューを出します。 |
| DVDルートメニュー | DVD のルートメニューを出します。 |
- 「DVDタイトルメニュー」「DVDルートメニュー」は、メニューのある DVD や Kuroko 形式のファイルを、ファイルリスト画面の「プレーヤーの動作」を「ディスクプレーヤー互換(メニュー対応)」にして再生しているときだけ表示されます。
- DVD などで、ディスクがその操作を禁止しているときは、ボタンに禁止のマーク(赤い斜線の入った丸)が出て、押しても動きません。 禁止を無視して操作したいときは、設定の「プレーヤー設定」→「コントローラー別設定」の「操作無効(UOP)を無視する」で選べます。
下段:再生位置と情報
左から次の順に並んでいます。
- 停止(四角のアイコン):再生をやめて、ファイルリスト画面に戻ります。
- 再生位置:「今の位置 / 全体の長さ」を表示します。
- 放送の時刻:放送の録画(TS ファイル)のときだけ、その場面が放送された日時を表示します。録画によっては表示されません。
- 映像の情報:「映像: 1920×1080 / 16:9 / 29.97i」のように、映像の大きさ・縦横比・フレームレートを表示します。 マウスを重ねると、フレームレートやデインターレースの方式、コーデックなどの詳しい情報が出ます。 ウィンドウの幅が足りないときは、表示が省かれます。
下段:右側のボタン
左から次の順に並んでいます。
| ボタン | はたらき |
|---|---|
| 再生速度(「1.0x」など) | 再生の速さを選びます(「再生速度」)。(フルの機能) |
| タイトル | 番組・タイトルを選びます(「タイトル・番組を選ぶ」)。 |
| チャプター | チャプターを選びます。チャプターがないときは押せません。 |
| 字幕 | 字幕を選びます(「字幕と音声を選ぶ」)。字幕がないときは押せません。 |
| 音声 | 音声を選びます(「字幕と音声を選ぶ」)。 |
| ラウドネス圧縮(「無」など) | 音量の大小をならします(「ラウドネス圧縮」)。 |
| レターボックス補正 | 映像の黒い帯を切って大きく表示します(「レターボックス補正」)。(フルの機能) |
| 全画面 / ウィンドウ切替 | 全画面とウィンドウ表示を切り替えます。 |
- 再生しているファイルの種類によっては、表示されないボタンがあります。 たとえば「再生速度」は DVD などのメニューを表示している間は出ません。「レターボックス補正」は一般的な動画ファイル(.mp4 など)では出ません。
- ボタンを押して出る一覧では、今選んでいるものに「✓」が付きます。
操作バーの大きさ
4K の画面などで操作バーが小さく見えるときは、設定の「プレーヤー設定」→「操作バーの大きさ」で「小」「中」「大」から選べます。 ウィンドウの幅が足りないときは、入る大きさまで自動で小さくなります。
操作バーの表示と非表示
- ウィンドウ表示のとき:操作バーはいつも映像の下に表示されます。 再生を始めると、操作バーの高さの分だけウィンドウが縦に広がり、映像の大きさはそのまま保たれます。再生を終えると元に戻ります。
- 全画面のとき:操作バーは映像に重ねて表示されます。
- マウスを画面のいちばん下まで動かすと表示されます。
- マウスが操作バーの上(とそのすぐ上)にある間は、表示されたままです。
- マウスを操作バーの外へ動かすと、すぐに隠れます。
- キーボードやゲームパッドで操作すると表示され、しばらく操作しないと隠れます。
- DVD のメニューを表示しているときに、メニューのボタンを選ぶ操作(上下左右・決定など)をしても、操作バーは表示されません。
シークバー
操作バーのいちばん上の細い線がシークバーです。左端が始まり、右端が終わりで、塗られている部分が再生した位置を表します。
- マウスを重ねると線が太くなり、白いつまみが出ます。マウスの位置の時刻も表示されます。
- 線のどこかを押すと、その位置へつまみが動きます。押したままドラッグして、離したところへ移動します。 押した瞬間ではなく、離したときに移動します。
- ドラッグしている間は、全画面でも操作バーは隠れません。
再生・一時停止と移動
- 「再生/一時停止」ボタン、またはスペースキーで、再生と一時停止を切り替えます。
- 「10秒戻る」「10秒進む」「1分戻る」「1分進む」で、少し前や先へ移動できます。キーボードの ← → でも 10 秒ずつ移動できます。
- 続けて何度も押すと、押し終わってから最後の位置へまとめて移動します。
- 「前のチャプター」「次のチャプター」で、チャプター単位で移動します。
- Home キーで、再生しているタイトルの先頭へ戻ります。
キーの割り当ての一覧は「キーボード・マウス・ゲームパッド」をご覧ください。
コマ送り・コマ戻し(フルの機能)
一時停止中に、映像を 1 コマずつ進めたり戻したりできます。
- 「コマ送り」ボタン(キーボードの「.」)で 1 コマ進み、「コマ戻し」ボタン(キーボードの「,」)で 1 コマ戻ります。
- インターレースの映像(放送の録画や DVD など)は、1 コマの半分(フィールド)ずつ動くことがあります。
- 押したままにすると、続けて動きます。
使うときの注意:
- 再生中に押すと、一時停止だけをします。 コマは動きません。もう一度押すと、そこからコマが動きます。
- 一時停止してから最初に押したときは、前後 2 秒ほどの映像を読み込むので、少し待ちます。 読み込んだ範囲の中は、押すたびにすぐ動きます。範囲の外へ出たときも、また少し待ちます。 読み込んでいる間に押した分は数えられません。
- コマを動かしたあとで再生を再開すると、今表示しているコマの位置から正確に再生します。このときだけ少し待つことがあります。
- 戻れる・進める範囲に限りはありません。
- DVD などのメニューを表示している間は使えません。
再生速度(フルの機能)
下段の「再生速度」ボタン(「1.0x」などと表示)を押すと、速さを選ぶ一覧が出ます。
- 選べる速さ:0.25x・0.5x・0.75x・1x・1.5x・2x・2.5x・3x
- 速さを変えても、声の高さは変わりません。
- DVD などのメニューを表示している間は、ボタンが表示されません。
- ゲームパッドでは、右スティックの左右で 1 段ずつ変え、右スティックの押し込みで 1x に戻せます。
追っかけ再生(フルの機能)
放送を録画している途中の TS ファイルを開くと、録画の進み具合を追いかけながら再生します(追っかけ再生)。
- 録画が進むにつれて、再生できる長さも伸びていきます。
- 再生速度を上げて録画の最後に追いついたときは、自動で 1x に戻ります。
- 録画が終わると、ふつうのファイルと同じように扱われます。
タイトル・番組を選ぶ
下段の「タイトル」ボタンを押すと、選べるものの一覧が出ます。ボタンには今のタイトル・番組の名前が表示されます。
- 放送の録画(TS ファイル):1 つのファイルに複数の番組(サービス)が入っているときに、見る番組を選べます。 再生できない番組には「(未対応コーデック)」と表示され、選べません。
- DVD・Kuroko 形式:ファイルリスト画面の「プレーヤーの動作」が「通常のメディアプレーヤー(タイトル選択再生)」のときに、タイトルを選べます。 「ディスクプレーヤー互換(メニュー対応)」のときは、ディスクのメニューから選びます。
- Blu-ray:タイトルを選べます。アングルが複数あるときは、アングルも選べます。
字幕と音声を選ぶ
- 字幕:下段の「字幕」ボタンを押すと、字幕の一覧が出ます。「字幕オフ」を選ぶと字幕を消せます。 キーボードの S キーを押すと、次の字幕へ順に切り替わります。
- 音声:下段の「音声」ボタンを押すと、音声の一覧が出ます。ボタンには今の音声の名前が表示されます。 キーボードの A キーを押すと、次の音声へ順に切り替わります。
- DVD などで、ディスクが切り替えを禁止しているときは、ボタンに禁止のマークが出ます。
放送の字幕の文字のフォントは、設定の「映像/音声設定」で変えられます。
ラウドネス圧縮
下段のラウドネス圧縮のボタンは、音量の大小をならす機能です。 小さな声が聞き取りにくいときや、急に大きな音が出るのを抑えたいときに使います。
- 押すたびに「無」→「弱」→「中」→「強」→「無」の順に切り替わります。
- 「無」はならさない状態、「強」がいちばん強くならします。
レターボックス補正(フルの機能)
4:3 の映像の中に、上下(または左右)の黒い帯ごと横長の映像が入っているものがあります。 レターボックス補正は、この黒い帯を切って、映像を画面いっぱいに大きく表示する機能です。
- 下段の「レターボックス補正」ボタン、またはキーボードの Z キーで、補正する・やめるを切り替えます。
- 押したときに表示していた映像から、黒い帯の範囲を決めます。黒い場面や暗い場面で押すと、うまく決まらないことがあります。 映像がはっきり映っている場面で押してください。
- 黒い帯が見つからないときは、何も変わりません。
- 自動では補正しません。
- DVD などのメニューを表示している間は、補正しません。同じタイトルに戻ると、また補正されます。
- 別のタイトルやファイルを再生すると、補正は解除されます。
補正中の字幕
補正すると、黒い帯に出ている字幕が切れてしまうことがあります。 DVD・Kuroko 形式の字幕の扱いは、設定の「映像/音声設定」→「レターボックス補正中の字幕の扱い」で選べます。
| 選択肢 | 動き |
|---|---|
| 常時字幕を縮小して画面内に表示(既定) | 映像を拡大しても、字幕は元の大きさのまま、いつも画面の中に表示します。 |
| 字幕がはみ出る場合のみ縮小して画面内に表示 | 画面の外へはみ出す字幕だけを小さくします。 |
| 字幕がはみ出てもそのまま表示 | 字幕も映像と一緒に大きくなります。はみ出た部分は切れます。 |
字幕を画面の中に収めるときは、字幕が映像の上に重なって表示されます。
全画面とウィンドウ表示
次のどれかで、全画面とウィンドウ表示を切り替えられます。
- 下段の「全画面 / ウィンドウ切替」ボタン
- 映像をダブルクリック(映像の外側の黒い部分でもかまいません)
- キーボードの F キー、または F11 キー
- ウィンドウ表示のときに、タイトルバーの「最大化」ボタンを押す(最大化ではなく全画面になります)
そのほか:
- ウィンドウ表示のときは、映像をドラッグしてウィンドウを動かせます。
- 全画面のときに、マウスを画面のいちばん上まで動かすと、タイトルバーが出ます。 右端のボタンで「最小化」「全画面解除」「閉じる」ができます。
- 起動したときの表示(ウィンドウか全画面か)や、ウィンドウの大きさは、設定の「起動設定」で決められます。
続きから再生する(再生位置の保存)
再生をやめると、そのときの位置が保存されます。次に同じファイルを開くと、続きから再生されます。
- DVD などでは、位置だけでなく、タイトル・音声・字幕・アングルも元に戻ります。
- 最後まで(または最後の近くまで)見たものは、「見終わった」扱いになります。どこまで見たら見終わった扱いにするかは、設定の「再生位置」で決められます。 見終わったものは保存された位置が消えるので、次に開くと最初から再生されます(DVD などでは、入れたときに最初に流れる映像から始まります)。
- 最初から 10 秒より前でやめたときも、位置は保存されません。
- いつも最初から再生したいときは、設定の「再生位置」で「前回の位置から再生を再開する」をオフにします。オフにしても、位置の保存は続きます。
- 保存された位置を消したいときは、ファイルリスト画面で C キー(再生位置クリア)を押します。
再生を終えてファイルリストに戻る
次のどれかで、再生をやめてファイルリスト画面に戻ります。どの方法でも、再生位置は保存されます。
- 下段の「停止」(四角のアイコン)を押す
- キーボードの Esc キー(閉じる)を押す
- ゲームパッドの B ボタン(閉じる)を押す
- 映像を右クリックすると「再生を終了しますか?」と確認が出ます。「終了する」を選ぶと戻ります。
ウィンドウを閉じたり、アプリを終了したりしたときも、再生位置は保存されます。
購入していないときの 3 分の制限
試用期間が終わったあと(または試用を始める前)は、再生画面を開いてから 3 分で再生が止まり、ファイルリスト画面に戻ります。詳しくは「購入と試用」をご覧ください。
フルの機能について
「(フルの機能)」と書いた機能(再生速度・追っかけ再生・レターボックス補正・コマ送り・コマ戻し)は、フルバージョンで使えます。 使えないときは、操作バーのボタンに南京錠の絵が重なり、押しても動きません。キーボードやゲームパッドで操作しても動きません。 くわしくは「購入と試用」をご覧ください。
Mac・iPad では
Mac
- 全画面は、macOS の標準の全画面です。操作バーのボタン・映像のダブルクリック・F キーのほか、ウィンドウの緑のボタンや control+command+F でも切り替えられます。
- 全画面のときにマウスを画面のいちばん上まで動かすと、macOS のメニューバーとウィンドウのボタンが出ます(Windows のような独自のタイトルバーはありません)。
- メニューバーの「再生」に、再生画面の主な操作が並んでいます。
| 「再生」メニューの項目 | はたらき |
|---|---|
| 再生・一時停止 | 再生と一時停止を切り替えます |
| 10秒戻る・10秒進む・1分戻る・1分進む | 前や先へ移動します |
| 前のチャプター・次のチャプター | チャプター単位で移動します |
| 音声切替・字幕切替 | 次の音声・字幕へ切り替えます |
| 再生速度を上げる・再生速度を落とす・再生速度を戻す | 再生の速さを変えます(フルの機能) |
| レターボックス補正 | 補正する・やめるを切り替えます(フルの機能) |
| DVD ルートメニュー・DVD タイトルメニュー | ディスクのメニューを出します |
| 再生を閉じる | 再生をやめて、ファイルリスト画面に戻ります |
- 「再生」メニューは、再生画面のときだけ使えます。
- 1分戻る・1分進むのキーは、Ctrl+←・→ ではなく option+←・→ です。
- ウィンドウを閉じる(command+W)か、command+Q で終了したときも、再生位置は保存されます。
iPad
- いつも画面いっぱいに表示します。全画面を切り替えるボタンはありません。
- 再生を始めたとき、操作バーは隠れています。映像(黒い帯の部分も含みます)をタップすると操作バーが出て、もう一度タップすると隠れます。タップで出した操作バーは、時間がたっても消えません。
- 「音声」「字幕」のボタンは、タップすると次のものに切り替わり、長押しすると一覧が出ます。
- シークバーは、指で押したままなぞり、離したところへ移動します。
- 画面の左端から右へスワイプすると、再生をやめてファイルリスト画面に戻ります。
- 画面の右側(右端から 4 割)を上下にスワイプすると iPad の音量、左側(左端から 4 割)を上下にスワイプすると画面の明るさが変わります。明るさは、再生画面を出ると元に戻ります。
- 映像を左右にフリックすると、前後へ移動します。続けてフリックすると、移動する秒数が増えます(最初は 10 秒。画面の真ん中に「+30秒」のように出ます)。くわしくは「設定」の「タッチ操作」をご覧ください。
- DVD などのメニューを表示している間は、スワイプとフリックは使えません。メニューのボタンをタップすると実行します。
- Vuecove を裏に回すと、再生は一時停止します。戻ってから再生を押すと、続きから再生します。
- マウスやトラックパッドを使うときは、ポインタを画面のいちばん下まで動かすと操作バーが出ます。